2005年04月06日
トーノZEROアニメ感想NARUTO total 3398 count

あの優しい兄が、まさかこんな……。人の多面性を突き付ける良心的な作品!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第129話 「兄(イタチ)と弟(サスケ) 遠すぎる存在」

あらすじ §

 サスケはナルトを相手に圧倒的な強さを見せつけます。そして、その強さが必要だと言います。

 サスケは過去を回想します。

 サスケの兄のイタチは、飛び抜けて優秀でした。サスケは、あまり一族からは期待されず、兄のようになれとしか言われません。しかし、イタチはサスケのことを大切にしてくれます。

 イタチは、一族に逆らうよな行動を取りますが、サスケの一言で我に返って謝ります。

感想 §

 本編の内容は、特に質が高いですね。

 ほとんどはサスケの回想シーンと言うことになりますが。

 一族の期待を一身に背負ったイタチにとって、大切な存在は一族から相手にされない弟だけ、という雰囲気がもの悲しいですね。

 また、家にサスケを疑う者達が来たことにより、サスケには見せない厳しい態度をイタチは取ります。それを見てしまうサスケ、という描写が素晴らしいですね。優秀な優しい兄の持つ、全く別個の側面を見てしまう衝撃。思い描いていた世界観が崩壊する瞬間。

 そして、きちんと土下座をして謝るイタチの態度。

 事態を穏便に収めていく父の大人の対応。

 実に良くできた話ですね。

今回の一言 §

 さすがは4月。OPとEDが新しいものに変更されています。

 特にOPは、やるせない現実を踏まえた上で前向きであるような印象がありますね。